夏の交通事故防止運動
皆様こんにちは。
梅雨も終盤を迎えている中、台風も発生し、ジメジメした日が続きました。この様な環境では、気分も注意力も落ちてしまいがちです。どのような状況でも安全運転を心掛けましょう。
時が経つのは早いもので、もうすぐ夏がやってきます。そして、一部の地域では実施しているようですが、夏の交通事故防止運動が実施されます。
交通安全運動が実施されている中で、神奈川県では「安全は心と時間のゆとりから」「交通ルールを守って夏を楽しく安全に」のふたつが、今季の交通安全スローガンとして挙げられています。
6月1日に道路交通法が改正され、自転車の規制が厳しくなったので、いつにもまして警察官の目が光るのではないでしょうか。隠れて見えないところから監視されています。声をかけられないように気を付けて下さい。
このスローガンについてですが、確かに、交通事故においてはもちろん、その他のすべてにおいてもゆとりは大事です。焦っていると視野が狭くなり、運転中や歩行中は、交通事故の確率は上がります。仕事などでもいえることですが、効率も悪くなってしまいます。
一時期、義務教育の中に、ゆとりを組み込んだ教育が実施されていましたが、「ゆとり」を、はき違えてしまう生徒も多く、結果的にいい評判はあまり聞かず、廃止されてしまいました。何事にも限度があり、適度がいいのですが、適度にゆとりを持つということは、個人の性格などが大きく関わってくるので、どんなことがゆとりなのか、考え方がバラバラです。単純にゆとりを持つということは、思っているより難しいのかもしれません。ゆとりとは、大きく言えば、楽な方向にもっていくということではなく、心の余裕を持つということです。
そして、夏に入るに伴い、もう少しで学生が夏休みに入ります。仕事をしている方の夏休みは学生よりも短いため、日常生活に(主に通勤に)学生が多くなる環境になります。お分かりかとは思いますが、確実に交通事故が起こりやすくなる状況が増えてしまいます。子供たちは、危険予測が不十分である可能性が高いです。私たちはより一層、気を配るアンテナの範囲を広げ、「かもしれない運転」を心掛けなければなりません。
私たち大人の意識を高め、子供たちを守り、そして全ての人にとって、心の余裕を持ち、夏を楽しく安全に、いい思い出を作っていきましょう。