春の交通安全習週間が実施されます!
こんにちは。
もうすっかり春ですね。そろそろ梅雨の時期に入りますが、その前に恒例の「春の交通安全週間」が開始されます。警察が多いからシートベルトを締める、この時期は見張ってそうだから安全運転をする、このように期間限定で安全運転をするというのはダメなのですが、改めて気を引き締めなければならないと思わせてくれるこの運動は、とても大切だと思います。警察官に声をかけられる運転をしないように安全運転を心がけましょう。
・期間
平成27年5月11日から20日までの10日間
・交通事故ゼロを目指す日
5月20日
今回の運動で最重要視されているのは、『かけがえのない子供の命を社会全体で交通事故から守る』『高齢者の交通事故防止』が運動重点とされています。その他の重点項目は「自転車の安全利用の推進」「シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」「飲酒運転の根絶」です。
高齢者ドライバーの危険性についてにも書いてますが、やはり高齢者の交通事故が絶えず、現在、交通事故死亡者全体の約半数を高齢者が占めている状況です。
少子高齢化が進むこの現代では、必然ともいえるかもしれませんが、この問題は真剣に取り組み、対策を考えていかないといけないと思います。高齢者が事故を起こすということは相手がいるわけで、決して他人事ではなく、自分自身も被害に遭ってしまうということも、常に頭の中に置いておかなければなりません。
その他の項目も、いつも通りと見慣れてしまってはいませんか?
何かキャッチコピーを道路に掲げたり、規制をしたり、重点項目の確認など、その言葉や対策を周知させることだけでは全く意味がありません。大切なのは、その啓発に対して、子供から高齢者、運転する人もしない人も、その一人ひとりが意識をするということ。他人事だと思い、意識できていない人達がいる限り、この問題はずっと解決には結びつかないのではないかと思います。
誰にでも大切な方がいるはずです。いないという方、あなたが大切にされている人の方かもしれません。その人を悲しませたくありませんよね。もし危険な運転をしている方がいたら、自分の想いを伝えてあげてください。あなたはその人の命の恩人になるかもしれません。
この春の交通安全週間で、今一度自分の運転を見つめ直し、どんな運転がカッコいい運転なのかを考え、皆で悲しみを少しでも減らせるような生活を送っていけるように、車を運転している人も、していない人も、協力して交通事故のない生活を目指していきましょう!