交通安全
電気自動車の「静音性と危険性」
こんにちは。
近代、技術が進むにつれ、自動車の開発の進み、この数十年で劇的な進化を遂げてきています。それに伴い、電気自動車の普及も広がってきています。
価格面では、ガソリン車と比べ高額ですが、ガソリンを使わず排出ガスはない。エネルギー効率もよく、最近は家との電気の分け合いもできるようになっています。あと、もうひとつ大きな特徴があります。
『音が静か』ということです。
音が静かになって騒音問題が減少するとともに、歩行者が車の接近に気付きづらいという点があげられます。狭い道路や繁華街、通学路などではさらに危険が増します。視覚障害がある方などは、もしかすると気づかないかもしれません。
そこで、その問題に着手した国交省が、電気自動車においての「静音性と危険性」においての対策案を出し、今では「疑似エンジン音」という、スピードが「20km以下の低速走行時」と「後退時」にエンジンの音に似た音を出す機能をつけるよう推進し、そのような機能が付いた車もあります。
各某メーカーも「疑似エンジン音」の機能を出していますが、搭載が義務にはなっていないので、搭載させるかは購入者個人の自由であり、装備していない車ももちろんあります。
実際、その機能自体も運転手自らON/OFFできるので、静音性に特化した近付いてきても気付かない車は、現状たくさん存在しています。
こういった自動車の進化によって安全面が脅かされるような状況があります。
今現状では、運転手、歩行者、双方が電気自動車の存在を意識し、気を付けて生活するしかないのではないかと思います。
これから未来にかけては、エンジン音がしないからと「音」を安全材料にするのはやめた方が良さそうですね。