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交通安全

交通事故をなくすためには – 守ろう交通マナー –

交通事故をなくすためには – 守ろう交通マナー –

2018年(平成30年)度の交通事故発生件数は430,345件、負傷者524,695人、死傷者3,532人、年々減ってきてはいますが、交通事故の被害者、加害者にならないようにするには一人ひとりが十分に注意することが大切です。
従来から自動車には道路交通法がありドライバーの方は十分に注意されているかと思います。ですが近年では、自転車も進化し競技用にも使われるロードバイク、電動アシスト付き自転車など、通常よりスピードが出るもの、どのような方でもスピードが出せるものが出ており、2015年(平成27年)6月1日 自転車の交通違反について、罰則規定の強化がされるなど車だけではなく自転車にも道路交通法が適用される時代となってきています。
自転車は便利で手軽に乗れる半面、交通マナーや注意力がない運転をされている方も多いのは否めません。
現在も交通弱者と思われている自転車ではありますが、ドライブレコーダーの普及により、自転車側にも責任があるとされる裁判判決も出ています。事故が起きても必ずしも車に責任があるとは限らないという流れは動画配信サービスやSNSなどの反応から見られています。車と自転車の事故でも自転車側が慰謝料を請求される場合もあります。
事故を起こさない意識をもつことはドライバーはもちろんですが、歩行者、自転車の方であっても、交通事故をなくすために何をしたらいいのかを考えていくことが必要でしょう。

交通事故をなくすためにできる交通規則・マナー

歩行者の交通規則・マナー

ドライバー目線から危険だと思う行為があります。それは飛び出し・信号無視・無理な横断ではないでしょうか。歩行者に法律上、違反というものがありません、ですがそれを免罪符として横行していいものではありません。いくらドライバーが注意しようと歩行者がマナーを守らなければ事故は減りません。

事故を防ぐ3つポイント

1:止まる
死角のある交差点、路地に出るときは必ず止まりましょう!
2:見る
左右を確認し安全確認!
3:待つ
信号を守り、横断歩道では車が通りすぎる、または止まるまで待ちましょう!

信号無視する歩行者は3人に1人と言われ、一人が信号無視すると続いて60%の確率で次の歩行者が信号無視をするというデータもあります。こどもは大人のマネをします。こどもの命を守るためにもお手本となるようまずは私たち、大人が交通規則、マナーを守っていきましょう。

自転車の交通規則・マナー

自転車は軽車両となりますので、基本的には道路交通法を遵守するのが規則です。ですが子供には学校で行う安全講習でしか学ぶ機会がありません。そこで警視庁が掲げている自転車安全利用五則を守ることを心がけましょう。

自転車安全利用五則

①自転車は、車道が原則、歩道は例外
②車道は左側を通行
③歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
④安全ルールを守る
飲酒運転・二人乗り・並進の禁止
夜間はライトを点灯
交差点での信号遵守と一時停止・安全確認
⑤自転車安全利用五則 子どもはヘルメットを着用

そして、車と同じように、特に次のような「ながら運転」は大変危険です。

①スマートフォン・携帯電話使用運転
大学生がスマートフォンのながら運転で高齢者が亡くなった事故もあります。絶対にやめましょう。

②傘差し運転(片手運転)
片手運転はバランスもとりづらく、ブレーキも片方なので効きにくいです。加害者にならずとも、自分自身が大怪我、打ちどころによっては死亡する恐れもあります。

③イヤホン等使用禁止
運転において視覚はもちろんですが、聴覚もとても重要です。車道を走っていて、車が近くにいるのに気づかない、狭い路地で後ろから車が来ているのに気づいてないというのをよく見かけます。

【電動アシスト自転車利用の方へ】(ロードバイク含む)
軽い力で進むことができる反面、スピードを出しすぎると車と同じく走る凶器と化す可能性があります。歩行者、ドライバーから見ても驚かすような走行しないよう注意しましょう。

自動車の交通規則・マナー

道路交通法を守ることはもちろんのことですが、ちょっとした不注意、慢心が大きな事故につながります。
安全運転をするためにどのようなことを心掛けるべきかご紹介します。

①交差点右左折時には十分な安全確認を!
一時停止、目視、徐行を行っていれば、事故になったとしても、大きな事故にはなりません。加害者にならないためにもお願いします。

②横断歩道は歩行者優先
信号のない横断歩道では歩行者が優先です。必ず停止し、安全確認を行いましょう。

③交差点では歩行者とアイコンタクト
お互いに目が合っていれば言葉は交わせずとも最低限の意思疎通ができます。手やアイコンタクトを使い、お互いの安全確認を行いましょう。

④慣れた道こそ注意
良く通る道だと注意が散漫になってしまいます。慣れた道だからこそ危険を予測し、安全運転を行うようにしましょう。

車も自転車も歩行者も皆が交通規則とマナーを守れば死亡事故、大怪我は防げるかもしれません。車だから、自転車だから、歩行者だからといった自分本位な考え方にならず、お互いに尊重しあえる関係で交通マナーに守り交通事故をなくしましょう。

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