世界の危険な道路ベスト3
海外旅行中、現地の道路事情(の悪さ)に驚かされることってありますよね。きれいに舗装された道路に慣れた日本人の私たちは「えっ、こんな道、走るの?」という所を、現地のドライバーさんは、当たり前のようにガタガタ、ゴトゴト、ガッチャンガッチャン、と突き進み、「日本の道路は、とてもきれいに舗装されているんだなぁ」なんてことを、しみじみ思ったりしますよね。
いやいや、そんなの序の口です。世界には、「さすがにこれは危険すぎるでしょ…」という道路がたくさんあるのです。中でも、運転するしないにかかわらず、その道は絶対に通らない方が良い、という世界の危険な道路ベスト3をご紹介します。
第3位!コル・デ・トゥリーニ(Col de Turini)/フランス
フランスの南東に位置する、アルプスの山岳道路。この道の一部、約32キロメートルほどは、毎年行われるモンテ・カルロ・ラリーの舞台としても使われているだけあって、ヘアピンカーブの数は、なんと34カ所!しかも、長い直線道路からなり、プロドライバーたちからは世界で最も魅力的な道路のひとつとされているそうですが、私のような「安全第一」の人には向きません。
第2位!トロルスティーゲン(Trollstigen)/ノルウェー
「トロル」とはWikipediaによると、
トロールまたはトロル(troll)とは、北欧の国、特にノルウェーの伝承に登場する妖精の一種である。
ノルウェーの童話に登場する森の妖精で、「トロルスティーゲン」は「トロルの梯子(はしご)」の意味だそうです。道幅は非常に狭く、熟練したドライバーでなかれば対向車とすれ違うことも困難でしょう。(おそらく私には無理です…)11カ所のヘアピンカーブがあり、途中のスティグフッセン滝は観光地として人気があるそうです。
こ、こ、こんな危険な場所に好んで行く人がいるのか、と思われるかもしれませんが、ホテルの口コミ・ランキング情報サイト・トリップアドバイザーでトロルスティーゲンの口コミ評価は…
うむむむ。なるほど。人を引きつける素晴らしい観光地のようです。
第1位!ステルヴィオ・パス・ロード(Stelvio Pass Road)/イタリア
知る人ぞ知る、世界の危険な道路です。東アルプスの標高2757メートルに位置し、アルプスで2番目に高いところにある山岳道路。景色は壮観だが、ところどころで道幅が狭くなり、急なアップダウンもある。走り屋も真っ青のヘアピンカーブは、全部で48あります。
こ、こ、これは「いろは坂」の世界版ともいえるようなヘアピンカーブの連続です。。。
これらの道路をマニュアル車で走ることを想像してみてください。絶対的に足がつると思います。また、日本でいうところの自賠責保険=強制保険みたいなものがあったとしても、上記でご紹介した道路を走る際には、強制されなくても自ら望んで保険に加入することでしょう。このような世界の危険な道路をみてみると、「あぁ、ここが日本で良かった」と思わずにはいられません。