交通事故慰謝料協会は、交通事故の慰謝料を含む賠償問題等を被害者視点から円満に解決するために必要な情報を配信します。交通事故に強い弁護士に相談してみよう!

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交通事故全般

弁護士費用が無料なら交通事故紛争処理センターを使えばいいって本当?

弁護士費用が無料なら交通事故紛争処理センターを使えばいいって本当?

皆様こんにちは。

梅雨の時期に入り雨が多くなってきました。雨の日は事故を起こす確率、あるいは事故に巻き込まれる確率も上がりますので十分注意して安全運転を励行しましょう。

皆様は交通事故紛争処理センターをご存知でしょうか。ここは、嘱託の弁護士が保険会社と被害者の間に入り、どちらの肩を持つこともなく、公平、公正にお互いが和解できるようにしてくれる第三者機関です。交通事故による法律相談、和解斡旋、審査手続きをしてくれます。

交通事故紛争処理センターのメリットとは

・弁護士費用が無料
・一人で解決できる
・公平、公正
・期間が短くて済む場合がある

といったことがあげられます。

交通事故紛争処理センターでの流れは、まず電話で交通事故紛争処理センターへ予約をし(混雑しているため予約が取れるまでおおよそ1~3か月かかります)、その後、必要書類を提出し、1~3回ほど通い和解という流れになります。
和解までには、おおよそ1~3ヶ月で裁定が下されますが、稀に半年以上かかる場合もあります。裁定が下れば、保険会社はそれに従わなければなりませんが、被害者側が不服がある場合は、新たに裁判へと提訴することも可能です。

反して、いくつかのデメリットがあります。

・損害賠償額が裁判より少なくなる可能性がある
・混雑していることが多いため、長い期間が必要になる
・センターへの交通費、話し合いのための休業に対する補償は受けられない
・後遺障害認定の問題等には対応してくれない
・遅延損害金が請求できない
・自転車と歩行者や、自転車と自転車などの事故による損害賠償問題には応じてくれない

ということです。

裁判と同じように弁護士が入っているのになぜ損害賠償額が少なくなるのかといえば、少し難しい話になりますが、まず、逸失利益を計算する方式が、ライプニッツ係数と、新ホフマン係数の2つあり、この交通事故紛争処理センターではライプニッツ係数を用いて計算されることになります。簡単にいうと、それぞれの計算方式では、ライプニッツ係数は損害賠償額が少なく、新ホフマン係数は損害賠償額が多いので、ライプニッツ係数を用いて逸失利益を算出する交通事故紛争処理センターでは、損害賠償額が少なくなってしまうのです

このように、メリットとデメリットはありますが、交通事故紛争処理センターは、損害額が少額で、弁護士費用負担の方が多くなるなどの自分の状況により利用するのもいいかと思います。

ですが、私は交通事故を起こしたら弁護士にすぐ相談するのをお勧めいたします。交通事故紛争処理センターよりはもちろん素早く対応してくれますし、対人なので親身になって相談を聞いてくれるということもあり、必ず交通事故被害者の強い味方になってくれるからです。

当ホームページには各地域ごとに交通事故に強い弁護士が在籍しています。初回相談は無料の事務所も多いので、交通事故関係で悩んでいる方は、まずは気軽に相談してみましょう。

色々話をしてはいますが、一番の理想は交通事故を起こさないことです。
どうか皆様、本日も安全運転でお願いいたします。

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