今、世界の企業が自動運転車の開発に本格的に取り組んでいます。自動運転車の開発、先頭を切っているのはどの自動車メーカーでしょうか…トヨタ?ニッサン?ベンツ?ボルボ?いいえ、Googleです。そうです。Googleはビッグデータを握っているだけに何でもつくってしまうのです。自動運転、そこにはビッグデータや人工知能、ソフトウェア等が大きく関係してきます。なるほど、Googleが得意とするところですね。

ドライバーがハンドルを握る必要がないという自動運転。歩行者を感知し、ブレーキを自動でかけ、交通事故のデータで事故が多い場所はあらかじめ減速しながら走行します。高速運転もなんのその。ドライバーが「タコスを食べたい」と話しかければ「OK!近くにおいしいタコス屋さんがあるから、そこに寄っていこう。大丈夫だ。タコス屋さんに寄っても、待ち合わせ時間の5分前には目的地には到着するから。」まさに夢のような自動車、それが人工知能を搭載した自動運転車だそうです。

「運転できなくなって失った自由を再び手にすることができました。素晴らしいことです」

Steve Mahan

タコス屋さんの話しは別にしても、この自動運転車が一般に普及する日も現実味を帯びてきました。現在は、テスト走行(グーグルカー:2013/10現在で50万km)やデータ等の集約をし、各機関の専門家、研究員、自動車メーカーが一丸となって実用化を目指しています。実に素晴らしい試みですね。交通事故も激減するはずです。ロボットはときにバグを起こしますが、それでも人間のように疲れることがありません。例えば、私たち人間は疲れて思考能力が低下しているときに自動車を運転すると、交通事故を起こす確率は高まりますが、機械にそれはありません。

どのような法が整備されるかはまだ明確化されていませんが、自動運転の精度がきわめて高いものになれば、極端な話、運転席に座って眠っていても、本を読んでいても目的地に到着するわけです。人工知能や自動運転システムに身を委ねるのは、なんだか少し怖いような気もしますが、きっと、私やあなたの運転よりはるかに安全でしょう。

「2015年あたりにはかなり安全な車(自動運転)が出てくると思います」

電気通信大学 新 誠一教授

「Googleは人工知能(分野)において自動車メーカーよりすぐれています」

IT業界に詳しいチャンカ・ムイさん

例えば、人工知能には、高度な運転技術をもつレーシングドライバー4人の運転技術を覚えさせます。そこに膨大なデータ(交通状況や事故多発地帯等)が加われば、私やあなたの運転より危険なはずがありません。

そうしたなか、米国電気電子学会は、2040年までに一般道を走行する自動車の75%が自動運転車になるとの予想を発表しています。高度に発展した自動運転車の普及で、道路標識や信号、さらには自動車免許さえなくなってしまう可能性があるといいます。

「実用化はいつ?」という質問に新 誠一教授は、「2020年頃がひとつの目安となる」と答えています。交通事故は大きな経済的損失です。事故が減り、物流が今より圧倒的に効率化され、目が見えない人や歩行が困難な人が自動運転車に乗って、ドライブに行く。そんな未来もそう遠くない日に実現されそうです。

人工知能はGoogleが一歩先をいっているかもしれませんが、グーグルカーはトヨタのプリウスを採用しています。日本車ってやっぱりすごいですね。しかし、今、日本の自動車メーカーは少なからず焦っているはずです。考えてみたらGoogleもAmazonもAppleもみんなアメリカの企業ですね。是非とも、日本の自動車メーカーにこれまでの壁をぶっ壊し、新たな自動車開発の新境地を切り開いてほしいものです。それには、政府のバックアップが必要でしょう。軽自動車の税金を増税なんかしている場合ではないと思います。まぁ、それとこれとは別だと思いますが。