小学生が乗った自転車にはねられて植物状態になったとして、被害女性(67)の家族と保険会社が児童の母親(40)に対し、計約1億600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、神戸地裁の田中智子裁判官は4日、児童の母親に計約9520万円を支払うよう命じた。

すでにご存知の方も多いと思いますが、神戸地裁でこのような判決がありました。事故は平成20年9月22日午後6時50分頃、神戸市北区の住宅街の坂道で起きました。当時11歳だった少年は帰宅途中、自転車で坂を下っていたところ、(被害)女性に気づかず、正面衝突。女性は突き飛ばされる形で転倒し、頭を強打。一命は取り留めたものの意識は戻らず、4年以上が過ぎた今も寝たきりの状態が続いているそうです。

事故が平成20年の9月ですから、5年以上が経過していることになります。これを読んでいるあなたは自転車に乗っていますか?あるいは、あなたのお子さんやご家族の方は自転車に乗っていますか?そうであれば、これは決して他人ごとではありません。

こうした背景からも近年では、「自動車保険」ではなく「自転車保険」の普及が進んでいます。自転車保険は、月々100円(年払いだと89円/月)〜ありますが、その賠償額が1000万円であることを考えると、万が一のときには途方に暮れてしまいそうです。この保険料を300円程度にあげるだけで、5000万円程度までカバーされる自転車保険もあります。しかし、仮に5000万円カバーされる自転車保険のプランに加入しても、先に挙げた神戸地裁の例だと(保険が満額支払われたとしても)4520万円の自腹になります。自転車保険にご加入の際は、そのあたりも熟慮して決定されることをおすすめします。


65歳以上の人が総人口に占める割合のことを「高齢化率」といいます。
この高齢化率が
7%を超える→「高齢化社会」
14%を超える→「高齢社会」
21%を超える→「超高齢社会」ということになります。

2015年には26.0%、2050年には35.7%に達すると見込まれています。
サイクリストの増加と超高齢社会。
自転車保険の需要が伸びていくことは間違いなさそうです。

自転車保険に入ることは、万が一、事故を起こしてしまったとき、被害者の方と加害者の両者を守るためのものです。これを読んでくださっているあなたにも是非、自転車保険にご加入していただきたいと思います。